不動産屋でも初めて不動産を買う時はやっぱり怖い

トピックス

2019/07/30

 

 

これから不動産投資を始めたい皆様、こんにちは。

 

民泊/旅館業専門の不動産会社リスタートジャパンの佐々木です。

 

本日は、私が初めて不動産を買った時の話を書きたいと思います。

 

「不動産投資を始めたいけど絶対失敗したくない。」

 

「もう何か月も本やセミナーで勉強しているけど一つも買っていない」

 

「本を読めば読むほど、何を買ったら良いか分からなくなってきた」等

 

そんな投資初心者の方にとって参考になれば幸いです。

 

 

 

 

不動産投資初心者は低リスク投資から始めよう

 

 

 

 

不動産は高額商品

 

言うまでもなく、不動産は高額商品です。

 

普段、カフェ代300円、服代5,000円、旅行代30,000円等々…

 

そういった単位でお金を使っている我々ですが、

 

通常、不動産はそんな金額では買えません。

 

区分マンションで2,000万~5,000万円とか、

 

一棟アパート等では5,000万円~3億円などの金額帯で売られています。

 

まさに、普段の買い物とは桁違いの金額帯ですね。

 

そのため、

 

不動産は一生に一度の買い物

 

などと言われることもあります。

 

多くの人にとって、そう易々と買えるものではないんですね。

 

それは、仕事で不動産を扱っている不動産会社の社員も同じです。

 

 

 

 

 

20代の不動産会社社員、初めて不動産を買う

 

さて、私が不動産を初めて買ったのは、20代後半の時でした。

 

時は2009年、リーマンショックと呼ばれる金融危機の直後、

 

融資が止まってしまった影響等から中堅デベロッパーが次々と倒産し、

 

不動産価格は大きく下落しました。

 

当時、銀行系不動産会社に勤務していた私は、

 

「これはすごいことが起きている」と、肌で感じました。

 

そして、「不動産投資をするチャンスかもしれない」と思いました。

 

早速、自分で購入する投資用不動産を探し始めました。

 

とはいえ、当時の貯金は200万円ほど。

 

それも、将来のために節約して、コツコツ貯めた大事なお金です。

 

絶対に失敗したくありませんでした。

 

そこで私が考えたのは、

 

「どんな状況でも今よりマイナスにならないように手を打とう」

 

ということでした。

 

そのための戦略については、

 

過去記事の「不動産投資は出口から逆算しよう」をご覧ください。

 

 

 

 

ようやく見つけた希望条件に合う不動産を内見手配をとって室内を確認。

 

所有者が銀行からの借り入れが滞った「任意売却」と呼ばれる案件でした。

 

このような案件も、安く不動産を買えることが多いです。

 

それにもテンションを高めた私は早速、購入意思を伝えることにします。

 

内見当日、人生で初めて自分の名前で買付証明書を出しました。

 

それまでの数年間にお客様の買付証明書は幾度となく提出してきました。

 

しかし、自分の名前で提出したのはこの時が初めてです。

 

それだけでもちょっとドキドキしたのを覚えています。

 

条件や価格が間違っていないか、3回も見直しちゃいました。

 

申込書とも呼ばれるこの書類に、物件情報を書き込み、

 

売出価格より安く希望金額を伝える指値(さしね)をして、

 

署名、押印を済ませて、売側仲介の不動産会社に提出。

 

 

 

ベテラン社員に価格交渉でボロ負け

 

価格交渉はボロ負けでした。

 

交渉相手は、売側仲介の50代と思しきベテラン社員。

 

当時、まだ20代の私では歯が立たず、

 

結局、良いように言いくるめられ、満額での購入となってしまいました。

 

モヤモヤした気持ちは残りましたが、

 

それでも初めての不動産購入が決まり、とても嬉しかったです。

 

また、結果論ですが、変に意固地にならずに満額で購入して良かったと思います。

 

価格交渉で負けた分は、購入できたことによる収益で何十倍にもなって返ってきました。

 

契約日時、場所を決め、契約時に必要な書類を確認しました。

 

その際、実印登録をしていないことに気が付きます。

 

通常、売主は実印での契約書押印を求められますが、

 

買主は実印でなくても構いません。

 

しかし、初めての不動産売買契約に押印するのに、

 

実印の方が良いだろうと思い、大きな印鑑(18mm)を作成し、印鑑登録をしました。

 

そして、契約当日はその新しく作った実印で臨むことにしました。

 

 

 

 

 

初めて当事者としての重要事項説明と契約書押印

 

契約当日。

 

それまで自分で何度も読んできた重要事項説明を受け、

 

売買契約書に署名、押印する時が来ました。

 

初めての契約でドキドキ緊張はしていましたが、

 

署名押印の場面は仕事で何度も見て知っています。

 

粛々と進め、無事に契約を終えました。

 

終わってホッとした気持ち。

 

融資の事前審査は通っているものの、本審査が通るのか。

 

購入後にちゃんと自分の想定通りの収益ないし、利用価値があるのか。

 

見逃しているマイナス要素はないだろうか。

 

そもそもローン返済の負担は困らないのか。

 

あらゆる心配事が頭をよぎっていましたが、

 

それらは後日、一つ一つ解決していきました。

 

 

 

 

 

初めての事は誰でも不安になるものです。

 

それは、仕事で不動産売買の現場にいる私でも同じです。

 

私にとっての初めての不動産購入後、しばらくはその一件だけの保有でしたが、

 

数年経ってから、一棟物、バイクコンテナ、海外不動産へと購入物件を増やしています。

 

今でも、新しく不動産を購入する前には色々と不安に思い、

 

それを一つ一つ潰していくという作業を続けています。

 

そして、不安要素が解決できそうにない時には、購入を見送っています。

 

不動産投資では絶対に無理してはいけません。

 

取れるリスクの範囲内での投資をお勧めします。

 

そうしないと、取り返しのつかないことになります。

 

特に初めて不動産投資をする方は、

 

低価格帯の物件からチャレンジするのが良いと思います。

 

そうして、不動産投資を実体験として得た上で、

 

その後の投資方針を調整していくのが良いでしょう。

 

 

りすぱんさん

 

 

 

 

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